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http://saiko-kankou.jp/m/
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富士山北西麓の西湖周辺に広がる青木ヶ原樹海は、日本で唯一にして最大の溶岩上に形成された原生林です。富士山の溶岩流は、特異な溶岩洞穴群を誕生させ、その約半数は青木ヶ原樹海にあります。また、樹海の独特な自然環境では多様な動植物と出会うことができます。世界に誇れる素晴らしい自然環境が監察できます。
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この洞穴は、比較的大規模な支洞を持ち、総延長350m以上に及び、富士山麓の溶岩洞穴中最大規模のものです。
洞穴の内部には、富士山の噴火で流れ出た溶岩が外気にふれ、爆発成分(ガス)を発散しながら固まるとき、洞穴の内面に鍾乳石や縄状溶岩などがつくられました。
洞穴内の温度は、他の洞穴と異なり、夏もそれほど冷気を覚えず、冬温暖であるため、過去に置いては、多数のコウモリが冬眠の場所として生息していました。しかし、その後の周辺の開発や、洞窟への無差別な立ち入りにより、一時は絶滅寸前にまで追いやられました。現在では洞窟の入口にゲートが設けられ、また洞窟の奥にコウモリの保護区域が出来たことで、毎年少しずつコウモリの数が増えるようになりました。
なお、西湖コウモリ穴で見られるコウモリには現在、大きい順にキクガシラコウモリ、テングコウモリ、ウサギコウモリ、モモジロウコウモリ、コキクガシラコウモリの5種類が確認されています。 |
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竜宮洞窟 |
水の神「豊玉姫命」を祭ってある洞窟。その昔は、干ばつになると近隣の村人たちが西湖をわたり、この竜神に雨乞いの祈願をしたといわれています。 |
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富岳風穴 |
貞観6年(864年)、富士山の噴火で流れ出た溶岩流によって形成された洞窟。
年間を通じて内部気温が一定のため、明治時代までは蚕種の貯蔵に利用されていました。 |
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鳴沢風穴 |
富岳風穴と同時期に形成された、総延長153mのたて穴環状洞窟で一年中氷に覆われており常温は0。C。最大のみどころは、地面、壁、天井に至るまで氷に覆われた氷の池。 |
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青木ヶ原樹海 |
樹齢200年〜300年ともいわれる高木の根元にはソヨゴ、アセビ、ミヤマンキミの常緑広葉樹が多く、またオウトツの激しい溶岩上にはコケがじゅうたんを敷きつめたようになっており深山の趣があります。 |
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